Xango Capoeira Grading 2016
そして自分でも驚いたのが、95%見学の私がなぜか女子のアドバンスのコンペティションにでて勝ってしまったということ。
今、思えば、身体の声、全く無視してましたね。あのときはただ、コンペの楽しさを味わいたいという気持ちのみで参加と単純なんです、私。
コンペの後もマクレレやオープンホダととにかくフルオン。その後はいつも行きつけのベジタリアンレストラン、マンダラでのディナー、そこで先生方とのお話し、通訳を挟んでメストレトカーノプレトに私はいいエネルギーを持っているねとお褒めのお言葉をいただいたときは嬉しかったです。今年は、お話しができるようにポルトガル語をもっと頑張ろうと。(毎年、言っている気がします。)でもエネルギーが通じたからいいかなと私は常に自分に甘い。
そして最終日は、メストレたちのとても面白いジョゴからはじまり、キッズ、大人の昇段式というスケジュール。今年は、6ヶ月間のケガによって全くトレーニングができなかったので、まさかグラジュアーダに昇段するとは思ってもいませんでした。名前を呼ばれたときはエーーー、マジ?!って感じで驚きました。
式の後、私のメストレと写真を撮ったとき、本当に今まで彼の元でカポエイラをやってきて、また彼の元でカポエイラを習ってきたからこそこんなに楽しく続けてこれたんだなと改めて実感し、自然と涙が出てきてしまいました。メストレのトレーニングはハードです、でも彼はとても面白く分かりやすく教えてくれる優しいメストレです。
私はここゴールドコーストでカポエイラをメストレの指導下で20代後半で始めてから9年間、とにかく楽しくてカポエイラをやってきました。ケガもたくさんしました。去年のアキレス腱断裂は一番大きなケガでした。最初はジンガすらできない辛さで涙目になりながらも見学して習得した見て学ぶカポエイラ(今では楽しい)、またあまり興味のなかった音楽の方を6ヶ月間してきたのである意味、私にとってはとてもいい学びでした。
二度目のアキレス腱断裂をやってしまった今は、もう一年、音楽のみのトレーニングになりそうです。
何よりも周りの人のサポートがカポエイラをやっていてとてもうれしく、またありがたく思いました(今でも)。
センザラでトニーバーカスと。
去年から一年を振り返ってみるとブラジルにもカポエイラトリップに行ってアバダのメストレカミーサのもとトレーニングできたり、トニーバーカスの素敵な歌声も生で聴けたし、サンパウロでストリートホダにも挑戦したし、ハードなトレーニングでしたがケガする前に行けて本当に良かったです。
コンペも今、思えば出てよかったと思えます。
いろいろな意味で私にとって奥の深いカポエイラです。頑張る30の楽しむ70でカポエイラを今の歳のほぼ倍の80歳までは続けていきたいなと思っています。
今は身体の調整ということでカポエイラから少し離れていますが、全てに感謝です^ ^
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